ヨウシュヤマゴボウのおひたし
これは去年の話です。*危険なので自己責任で。
この植物をご存知ですか。ブルーベリーのような、ブドウのようなとても美味しそうな見た目をしています。これはヨウシュヤマゴボウという植物で、見た目はおいしそうですが、毒があります。外国ではインクベリーとも呼ばれるみたいですね。果汁がつくと鮮やかな紫色に染まります。
ヨウシュヤマゴボウには根にも葉にも茎にも果実にも毒があります。ですが、ざざむしさんが食べていたので、真似をして食べることにしました。
去年、ちょうど実家のプランターにヨウシュヤマゴボウが生えていたので、柔らかそうな新芽を摘んで、おひたしにすることにしました。
ざざむしブログでは2回ほど茹でこぼすとよいと書かれておりましたので、同じように2回ほど茹でました。そして水けを絞り、食べやすい大きさに切って、めんつゆをかければ完成です。
味は癖がなく、舌触りもよくてとても美味しいです。ただ、茹で時間がながいので、くたくたになっていますね。それはそれで、モロヘイヤ好きの私にとってはおいしいです。モロヘイヤのかさ増しに使ってもよさそうですね。恐る恐る食べましたが、やはりめんつゆがおいしいですし、食感もよいのでつるりと食べてしまいました。
食べたあとにおなかを壊すなんてこともありませんでしたが、少量たべただけですし、茹でて毒が抜けるといっても、完全に無毒化できているのかはわかりません。
安易に真似をして事故が起きてもいけないと思いますので、注意してくださいね。
「じゃあなんでやったんだ!」と言われそうですが、例えば道端でヨウシュヤマゴボウを見かけて、「これは毒があるから食べちゃダメだよ!」って話をしているときに「新芽のおひたしおいしかったですよ。」って言ったら、話が広がるかなって思って。。。
日本でヨウシュヤマゴボウの味を知っている人は数少ないと思いますし、その一人になれただけでも価値はあるのかなと。