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掃除道具入れの整頓を習慣づける

 掃除道具入れが整っていると、教室も整います。とは言い切れませんが、荒れたクラスの掃除道具入れは悲惨な状態であることが多いです。

 掃除をするぞ!というときに、ぐちゃぐちゃな掃除道具入れをみたら、やる気が一気に下がりそうな気がしませんか?そして掃除も適当でいいやという気持ちになってしまいそうです。

 そこで、掃除道具のしまい方を子供に教えるのですが、手っ取り早い方法が、

一番きれいな状態にして写真を撮ることです。

そしてその写真を掃除道具入れの見えるところに貼っておきましょう。片づけ方が一目でわかるので、支援の必要な子にも易しいです。

 

 写真の見本がないと、「掃除道具入れが整頓されていません!掃除の人やり直し!」と𠮟ることになります。しかし、整頓されているかどうかは、人それぞれ違うので、(別にそんなに汚くないじゃん。)と思う子もいると思います。また、どの程度きれいにすればよいのか、その基準がわからなく、不満が積み重なっていきます。

 写真があれば、「写真と違います。整頓してください。」というだけで指導できます。これなら不満は出にくいでしょう。人それぞれの価値観に関係なく、できているかどうかの判断になるので、子供でも気が付けます。

 

 私は令和2年度に「清掃・環境美化」の校務分掌に当たりました。そこで全クラスの掃除道具入れの掃除道具を整頓し、写真を撮って貼っておきました。3学期になって確認してみると、ほとんどのクラスが写真の通りきれいに片付けていました。

画像

https://twitter.com/ruru__teacher/status/1348965890134478848?s=20