教師的に子供に使ってほしくない文房具part1
教員をやっています。るると申します。
日々子供とかかわっていると、ふと子供の文房具に目がいきました。
(こんなの使わんでくれ・・・。)と内心思ってしまうものがありましたので、改めてここで考えておきます。
新しく文房具を買おうとしている方は、少しだけ参考にしてもらえると幸いです。
①丸い鉛筆キャプ
丸いと転がってすぐに落ちてしまいます。落とし物ランキングでも上位に食い込んで
きます。赤青鉛筆で前後にキャップを付けている子もいるのですが、せっかく六角形の鉛筆なのに、キャップのせいでどんどん転がっていきます。四角形や六角形のものがありますし、転がらないようにでっぱりのついたものも打っています。買うならそちらがよいでしょう。丸いにしても、せめて名前を書きましょう。落としてなくしたら環境にもよくないです。物は大切に。
②丸い鉛筆
同じ理由です。転がって落ちますから、中で芯が折れていることがよくあります。物が落ちるとそれだけで集中力が途切れてしまいますし、うるさいので周りにも迷惑です。できれば六角形のものがいいです。鉛筆の正しい持ち方を練習するのにも六角形がちょうどよいです。
③マニキュアのようなノリ
驚くべきものがありました。マニキュアのように小さい塗るようの筆がついているノリです。見た目はおしゃれでかわいいかもしれませんが、塗るのにとても時間がかかります。水分量が多いので、塗った後もプリントがべとべとのぐちゃぐちゃ。最悪な商品だと思いました。子供はうまく使えないんじゃないでしょうか。スティックのりって偉大ですね。
④透明じゃない定規
透明でないと線を書くときにずれてしまうことがよくあります。線を引く部分が透明であればよいです。不透明な定規は捨てましょう。
⑤カチャカチャと開いて長くなる定規
初めて見たときはそのアイデアに魅せられました。こんな便利なものがあるんだと感動した覚えがあります。しかしこの手の定規はすぐ壊れるんです。友達に貸して壊れたとなればかなり面倒です。そもそもそんなに長い定規を必要とする機会があまりありません。長い線は下敷きを使えばよいのです。シンプルな定規が一番長持ちします。