保護者と仲良くなればいいんでしょ
最近思ったことは
保護者と会う機会って少なすぎない?
ということ。
保護者といい関係を築くためには、もっともっと会う機会を増やさなければならないと思いました。
心理学で単純接触の原理というのがありますよね。
(何度も接触している人のほうが安心感があり、好感度が高まる)
実際、去年よく話しかけてくださった保護者さんは協力的に接してくれました。
ではどのように接点を増やすのか。
たとえば、読み聞かせボランティアの時に、挨拶だけでもいいからしておくとか。
その時に最近の子供の様子を話せるくらい余裕があればいいですね。
とにかく顔を合わす回数を増やすことで安心感を積み重ねていけばよいのです。
さらに学校公開日以外の日に授業公開をする許可をもらって、保護者の方に来てもらったり、休みの日に保護者を巻き込んでイベントを行ったり。
○○パーティは向山洋一先生の実践でもありますね。少し時代錯誤(働き方改革や共働きなど)な感じもしますが、一度くらいやってみたいです。
あと学級通信。
学級のことはもちろん教師の考えを発信するほうがよさそうです。
これは単純接触の原理と似ていて、相手の考えをよく知っているから安心感を抱きやすい熟知性の原理に基づいています。
知れば知るほど安心できる。好感度が上がるというわけです。
さらに、学校のことを保護者が知るためには情報の公開が必要不可欠です。学校と家庭が相互に共通理解をもって子供を教育することが望ましいです。そうしなけば学校と家庭のギャップが負担になる可能性も示唆されるからです。
向山先生は保護者からのお便りを募集し、それを学級通信で紹介、回答していました。
保護者と一丸になって、教育について考えるためのいい手立てですよね。
ぜひ実践して自分の教育観を磨くとともに、地域の教育力の向上に貢献したいと思いました。
教育界の働き方改革が叫ばれるようになり、少なからず保護者の中にも
「学級通信少なくしていいですよ」
「家庭訪問しなくていいですよ」
「授業公開の回数を減らしてもいいですよ」
と思っている方が目につくようになりました。
メリットがある反面、教師-家庭の溝が深まる危険性と、さらなる閉鎖的な教育環境に繋がる可能性がありますね。