サクッと読める教育・育児・環境教育

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仕事納め

4月から肢体不自由の特別支援学級の担任になり、やっと2学期が終わりましたね。

1学期はとても長く感じましたが、2学期はかなりあっという間でした。

 

1・2学期の成果としては、

・階段を一人で降りられるようになった。

・パソコンで文章が打てるようになった。

・聞き取れる言葉が増えた。

・一人で椅子に座れるようになった。

・一人で椅子から降りられるようになった。

などなど。

 

年度はじめに保護者の方から「甘えさせなくていいので。」と言われ、それなら・・と、できることはほとんど自分でやらせるようにしました。

すごく泣きそうになりながら訴えることもありましたが、ぐっとこらえて甘さを見せず「もう少し頑張ってみ。」と励まし続けました。まぁもちろんモチベーションが大切ですから、やる気がなくなりそうな場面ではその都度助けました。

 

パソコンは脳性麻痺だと指をうまく使えないので、グーでキーボードを打つことになります。そうすると違うキーも一緒に押してしまってまともに文章が打てません。そこで、紙でツルハシのようなものを作り、それでキーを打たせるようにしました。はじめは不安定でしたが、手首を机に置いて安定させてから、打つように指示すると格段に正確に打てるようになりました。郊外学習のまとめのスライドを作ったり、国語で物語を書いたりしました。国語の物語は400字以上も打ちましたよ。

 

残りは3学期です。校長先生からは来年もやってくれと頼まれているが、ものすごく悩んでいる。正直、これ以上この子を成長させれられるような気がしない(身体面)。それに、もともと通常学級志望の身からすると、学級経営やら、1対多数の授業の経験も培っていきたい。

しかし今後この子がどうなっていくのかも見届けたい気持ちもある。

うん、悩むなぁ。。。。

6:4くらいで残るかな。ただそんなに自分に甘くていいのかと・・