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ヤマモモでジャムづくり

おひさしぶりです。

夏休みですがいかがお過ごしでしょうか。

余裕が出てきたので更新です。

 

いやぁ仕事はそこまできつくはありませんが、通勤に1時間もかかるとしんどいですね。

 

さて、学校の裏庭にヤマモモが生えていました。ここの先生は誰一人としてそんなことは知らず、、。じゃあ収穫してやろうということで、生単で収穫しました。

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こいつがヤマモモです。

脚立を使って子供も収穫しました。

僕の担当児童は肢体不自由なので、僕とほかの教員が協力して、体を支えて収穫を体験させました。

結構高い場所に実っていたので、私が木に登って揺らしたり、ちぎったりして落としていました。子供たちは帽子でキャッチしたり、落ちたヤマモモを拾ったり。

大きな房が採れると大興奮でした。

 

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こんなに取れました。子供のズボンや帽子が鮮やかに染まってしまいました。
保護者の方は「楽しかったなら」と許してくれました。

 

採った後に校長室へ許可を貰いに、、。完全に順序が逆です。校長先生も喜んでいました。その場で洗って校長先生も含めて味見をしました。甘酸っぱい!

 

さて次の日、桃づくりスタートです。ヘタと落ち葉などを取り除きます。

ヤマモモは1kg以上ありました。

レシピを見て水の量や砂糖の量をみんなで考えました。

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こんなにたくさん!!1本の木からです。

火にかけていくとだんだんといい香りが漂ってきました。

 

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茹でたら中の種を取り除きます。ざるでこしますが、なかなか大変。

担当児童は果物の酸味が嫌いなので、においを嗅いですごい顔をしていました。

 

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こんな感じです。めちゃくちゃきれいですね。ここに砂糖を入れて煮詰めていきます。

 

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煮詰まってきたらレモン汁を加えます。ヤマモモにはペクチンが入っていないようなのでとろみがつきません。煮詰めすぎると、冷めたときにカチカチになってしまいます。

 

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ちなみにレモンの種をまいたら芽が出ました。

かわいいですね。

 

さてヤマモモジャムをどうするか学級会をしました。

交流の子たちを誘って食べてもらおうとか、おうちの人に持って帰ってあげたいとか。

なかなか決まらず、自分たちで食べて、のこりを職員室でお世話になっている先生に振舞うということになりました。

 

給食でパンの日が2回あったので、その時にスプーン2杯程度ずつ食べました。香りがとても素晴らしいです。売り物レベルです。

担当児童は生のものはにおいも嫌がっていましたが、ジャムにするとおいしく食べれていました。

 

特別支援学級は生単で自然とかかわれるのがとても楽しいですね。

季節を楽しむことができましたし、学級会や調理実習まで横断的な学びになりましたね。

 

秋にはナツメが採れるのではないかと期待しています。

楽しみだなぁ。